彼氏のアトピーは私が治す!

アトピー&食物アレルギー&時々喘息の彼氏と同棲中。バレないように色々調べて、じわじわこっそり治してみせます(*´ω`*)

私が夢遊病だった頃の話(夏向け)



だいぶ昔の話


わたしはいわゆる【夢遊病】でした。






夢遊病とは?


夢遊病の正式名称は睡眠時遊行症(すいみんじゆうこうしょう, Sleepwalking)である。

睡眠中に発作的に起こる異常行動を指し、

無意識の状態で起きだし、歩いたり何かをした後に再び就眠する。
が、その間の出来事は記憶していないのが特徴である。

興奮状態のまま眠りに就いてしまうことや、精神のストレスによるものが原因であるといわれているが
正確なものは現在不明である。

wikipediaより引用





当時

わたしが夢遊病だったのは小学生の時です。
正確には覚えていませんが、だいたい小学校3年生の夏から6年生の冬ごろまで続きました。




夢遊病の特徴のひとつとして、【意識のない状態でうろついたり何かをしたりする】というものがありますが、
私も当時の記憶はほとんどありません。



夜、ふとんに入って寝て
起きたらなぜか母の部屋にいる。


こういうことが3年間、たまーにありました。


「あ〜お母さん、ひとりで寝るのがさみしかったのかなぁ」


今思うとおかしな話ですが、そんなふうに思って特に深く考えたりはしませんでしたね。

その頃は【夢遊病】なんて言葉すら知りませんでしたから!(笑)






そんな私ですが、たったひとつだけ覚えている出来事があります。




初めて外にでてしまった日




当時、わたしは小学3年生。

妹と同じ部屋の、2段ベットで寝ていました。


いつもと同じように寝ていて


夜中



ふと目が覚めた。






部屋は暗くて、物音ひとつしなくて

もうお母さんも寝たんだなぁ
ああ、トイレ、トイレに行かなきゃ

そう思って、そして




外に出ました。








その直後、背後からガチャッ!と激しくドアを開ける音が聞こえ、ハッとして振り向くと目に映ったのは血相を変えた母。



「なにやってるのこんな時間に!バカ!!!」





ビンタされて、痛くて、


そこで初めて






(あれ?なんで外に出たんだろう…)





と、自分の行動のおかしさに気付いたんです。


大泣きしました、ほっぺが痛くて。









私はどこのトイレに行くつもりだったのか、どうして家のトイレではダメだったのか

今でも分かりません。どんなに考えても、どうしても思い出せませんでした。


でもひとつだけ


外に出て、なまぬるい夜風を体に感じた時

まるで夢の中で動いている感覚というか
ゼリーの上を歩いているみたいな、フワフワした感覚…


そんな感覚が気持ちよくて

ずっと、そのままでいたかった。



それだけは今でもはっきり覚えています…





後日談


その後、たびたびわたしは夜ベッドを抜け出すようになったそうです。(母談)





真夜中、キィキィという不思議な音で起きると横で寝ていたはずの娘がいなくて、
トイレかと探してみると玄関が開いており、外から娘がドアを開け閉めしながらこちらを見ていたり

(自分ながらめちゃくちゃ怖い。ホラーすぎる!!!)



「まま!おなかすいた!」と明るく話しかけてきた次の瞬間には寝息を立てていたり


まぁそれはそれはバリエーション豊かなわたしだったようですが…






ダイニングテーブルの上、

正座で砂嵐の流れるテレビを
ただ、じっと見つめる娘は

そんじょそこらのホラー映画よりも怖かった、と。






しかしよく次の日普通に接してくれたなぁ〜…

すごすぎる…母…







わたしがこの体験を通して心底思うこと、それは

母の愛は強し(笑)


これに尽きます。




わたしが母の状況ならどうしていたかわからない(笑)




あ、このホラーな問題行動(本当に夢遊病だったんだろうか)は
成長するにつれて頻度が減り、中学にあがる頃にはまったくなくなりましたよ。

今も再発はしておりません(笑)




母の深い深い愛を教訓に、わたしは今日も一生懸命過ごしていきたいと思います。





…笑






さて…最近寝苦しい夜が続きますが(まだか?)
これを読んだみなさまの背筋を少しひやっとさせることができていれば幸いです。



おわり!